北海道宝島旅行社が「第2回日本サービス大賞」で優秀賞を獲得

写真:©サービス産業生産性協議会(SPRING)/ 日本サービス大賞

株式会社北海道宝島旅行社(北海道札幌市)は、サービス産業生産性協議会が主催する「第2回日本サービス大賞」において、優秀賞を受賞した。全国から391件の応募の中からの受賞となり、旅行業界の受賞は全国で初となる。

日本サービス大賞は、日本経済を支えているサービス産業において、サービス産業生産性協議会が、優れたサービスに対して表彰を行う2015年に始まった制度であり、業績が多岐にわたるサービス産業において、各サービスを共通の尺度で評価しようという画期的な試みです。選考は、サービス企業の経営者、学識経験者等の有識者により、5つの審査基準によって行われる。

  1. 受け手の期待に対する達成度
  2. 経済的継続性を担保する事業モデルなどの構造
  3. 変化に対応する持続性や自己革新性などのプロセス
  4. 地域経済の活性化や雇用の創出などの波及効果
  5. サービス産業への寄与など

内閣総理大臣賞・地方創生大臣賞・総務大臣賞・厚生労働大臣賞・農林水産大臣賞・経済産業大臣賞・国土交通大臣賞・JETRO理事長賞・優秀賞がある。

今回、優秀賞を受賞した北海海道宝島旅行社のサービス内容は、「地域の魅力を価値に変える訪日外国人向け体験型旅行サービス」で、受賞の評価ポイントは、専門知識を有したスタッフが従来素通りされていた地域に入り込んで信頼関係を構築し、その地域ならではの魅力を掘り起こして旅行商品「体験交流プログラム」を開発。観光地を巡るだけでは飽き足らない海外富裕層の旅行者に提供している。多様なプログラムをもとにオーダーメイドツアーを仕立てることで、高付加価値化を実現。地域の魅力を地域と一体となって価値に変え、観光客と地域の双方に満足と感動を提供する、他地域でも参考になるモデルである。と評している。

参照:サービス産業生産性協議会(SPRING)/ 日本サービス大賞

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