日本では「銀座のクラブのはしご」と言われ今も昔も一定の需要がある。Ginza Bar Hoppingは、ミシュランスターレストランでの同伴ディナー、銀座クラブを3件はしごのあと、アフターでカラオケがすべてセットになった訪日外国人富裕層向けの銀座体験商品となっており、日本人顧客にも「銀座デビューの相棒」として提供してきた商品を高付加価値ナイトタイムエクスペリエンスをもとめる訪日インバウンド顧客向けに転用して商品化している。国内富裕層にとっても、特に今まで銀座のクラブに縁のなかった方々には銀座ネットワーク構築の絶好の機会となることに注目していただきたい。
当研究所では、各DMOからのリクエストがあれば、当該DMOにおけるBar Hoppingの規格設計、商品化、商品導入などのコンサルティングも提供している。飲食街に人が集まりだせば、その街は潤っていく。ナイトタイムエコノミーの一番手に考えるべきは、地元で「今できること」のはずだという信念から飲み屋街の復活には大変力を入れていることを付記しておきたい。