兵庫県 神戸港で豪華客船の寄港に合わせて催しを開催

クルーズ旅行といえば、仕事をリタイアした富裕層のためのものという認識が一般的な日本で、イメージを払拭して気軽に船旅に出てもらおうと神戸市ではさまざまな取り組みを進めている。3月下旬には日本最大の客船「飛鳥2」が約100日間の世界一周に旅立ち、外国の客船も連日、入出港しており、マーシャル諸島船籍の豪華客船「ノーティカ」(3万277トン)が入港した先月下旬、神戸市客船誘致協議会は神戸港で「客船フェスタ」を催した。クルーズ旅行に関心を持ってもらおうと、毎年、客船の寄港に合わせて企画している。

現在、神戸港に入港する客船は年間約120隻、豪華客船が次々に姿を見せている。近年、九州・沖縄に寄港する中国発着のクルーズが活況で、数では博多港や那覇港などを下回るが、日本や外国の豪華客船が入る港としては横浜港と双璧をなす。2020年には“海の女王”と称される「クイーン・エリザベス」(9万901トン)の入港も決まった。市民にクルーズを身近に感じてもらうとともに、消費額の大きい訪日外国人観光客数を増やすため、神戸市は客船のさらなる誘致を目指す。「スムーズな乗下船や寄港地観光など、船客の満足度が重要」として、船会社を通じた神戸の観光スポットPRなどにも力を入れている。

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