富裕層地方創生総合研究所は、訪日外国人富裕層や富裕層インバウンド調査、富裕層MICEアレンジメント、地方創生コンサルティングなどを通じて、上質で高付加価値な観光で自治体の地方創生を支援しています。

写真：©農林水産省
農林水産省は、インバウンド需要を農山漁村に呼び込むための仕組みとして創設した「SAVOR JAPAN（農泊 食文化海外発信地域）」について、今年度は10地域を認定した。この認定ロゴマークには、「山」「海」「田」「畑」「川」、そして「箸」をモチーフとしている。日本の農山漁村の豊かな自然をテーマに、それぞれの土地に生まれた食文化や、美しい日本の神髄を体感していただきたいという願いを込めているという。

1.概要

「SAVOR JAPAN(農泊 食文化海外発信地域）」は、農泊地域の中から、特に食と食文化によりインバウンド誘致を図る地域の取組を農林水産大臣が認定し、その地域の食の魅力を「SAVOR JAPAN」ブランドで海外に対して一体的かつ強力にPRすることで、増加するインバウンド需要を農山漁村に呼び込もうとするものです。

2.認定地域について

本年5月から7月にかけて取組計画の募集を行った結果、全国18地域から申請がありました。認定地域の選定に当たっては、観光庁との協議及び「農泊 食文化海外発信地域」有識者会議委員からの助言を経たのち、農林水産大臣から国土交通大臣へ意見照会を行った上で、特に優れた取組として認められる以下の10地域を「SAVOR JAPAN（農泊 食文化海外発信地域）」として選定しました。

参照：農林水産省

商業化された観光地の条件として、自然・気候・食・文化が4本の柱になるという。この食分野の強化で、日本に訪れる富裕層の胃袋を掴み、また日本に行きたい！と思わせるきっかけとなるよう期待されている。

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